26歳に際して

11月19日に26歳の誕生日を迎えました。

たくさんのお祝いの言葉をいただき、本当にありがとうございます。これから順次メッセージなどに返信します。遅くなりすみません。

僕の場合、誕生日を迎えるときの実感はあまりないのですが、数日経つと実感します。それはおそらくお祝いと共に「この1年間はどうだった?」「これからどうするの?」と聞かれているような気がするからかもしれません。

思い返せば、これで四半世紀を生きたことになります。25年間生きられたこと、そして産んでくれて育ててくれた両親に感謝したいと思う年齢になりました。もちろん、僕に関わってくださっている全ての方に感謝しています。

25歳だった1年間は、修士課程と博士後期課程で大体2つに区切られます。

修士課程は思いっきり走り抜けた印象です。入学してすぐベルリンへ行き、戻ってくると日本の環境が違って見えました。25歳になってから、つまりちょうど1年前には修士論文を書くことで頭がいっぱい。しかし、初めての論文執筆はとても充実ていました。論文、演奏の仕事、上野山の会のことをなんとかこなしながら、人生で初めてのパートナーができました。

八峰キレットを越えた

春休みには、黒沢ヒュッテに滞在してスキー場バイト。帰ってくると、あっという間に修了式。修了時に大学院アカンサス音楽賞をいただけたことはとても嬉しかったし、励みになりました。これが25歳の前半生。

一方で、25歳の後半生は少しゆったりとした時間だったと思います。

博士後期課程に入学し、完全に授業から解放されました。しかし、レールがないというのは自力でレールを敷くところからはじめなければいけません。正直なところ、研究活動は完全に停滞してしまい、時間を持て余してしまった感があります。

応募した給付型奨学金は全て落選。初めは落選通知が辛かったのですが、今はもうすぐ次に向かおうという気持ちに切り替えられるようになりました。

しかし、トロンボーンに関しては、テナートロンボーンを練習することが大きな収穫になっています。古賀先生のレッスンでは全く違った視点をいただくことができ、バスの演奏にも活きています。9月の藝祭では同期の平野くんのお誘いでオルガン科の演奏会へ出演し、新たなレパートリーとなりました。

平野くんと

その他に特筆すべきは、横綱トロンボーンカルテットでの2回の演奏とコンクール優勝だったと思います。以前、ある奏者の方から、アンサンブル力を磨くべしとのお言葉をいただいて以来、ずっとやりたかったトロンボーンカルテット。オラフにも演奏会を聴いていただき、励ましの言葉をいただきました。先生や仲間に感謝です。

地方にもたくさん行きました。佐野靖先生のご紹介で、青森県むつ市でのスクールコンサート、高知工科大学や高知県立丸の内高校音楽科での時間はとても大きな経験になっています。この他には学会で浜松。山岳部や上野山の会の活動で、長野県大町市には何回も通いました。

25歳の終わりには故郷町田を出て田端で一人暮らしを始めました。ようやく暮らしが馴染んできているところです。ここまでが振り返り。

これからの26歳は激動の1年間になります。まずは手始めに、このホームページを整備しました。自分自身のことが整理できたように感じています。ぜひ、できることページをご覧いただき、僕のことを知ってもらえると嬉しいです。26歳からはホームページを中心に情報発信していきます。

そして、たくさん仕事をしたいと思います。まずは、来月の博士リサイタルの準備を頑張らねば!

来年の今頃は演奏して、事業を興してバリバリに稼いで、がっつり研究して、博士論文を書いています。

これからも、どうぞよろしくお願いいたします。


投稿日

カテゴリー:

タグ:

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です